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特撮(今期の海族)フィーバー中。ゲームはヘタレなネタの様なプレイ記とか。追記は大概吐き出し口扱い
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希望1972を読み終えました。
クラレンス~本郷さんの決意のシーンは泣きました。
本郷さんが求めた「希望」はなかった、だけど「希望」になる事を選んだ。
ハヤトさんの言葉の意味が漸く本郷さんに飲み込まれた。
それも感動的なんですが、クラレンスの話が胸に響きました。
本人が覚えてもいないような事柄が歴史を大きく動かしてる。
よくも悪くも、ですけど。
私も誰かの歴史をよい方に変えられただろうか、と考えてしまいました。

それにしても人間の恐ろしさが見える作品でした。
グロテスクな描写よりもよっぽど、助けられた人間が恩人を傷つけたり、自分の楽しみの為に人の命を売るっていう事が怖かったです。
果てには当人以外まで傷つける。
人間は怖い。
同時に、本郷さんがあくまでも人間である点が嬉しくて仕方ありませんでした。
怒りもすれば、傷つき凹み、厭味を口にもする、そして人の命を奪う事を躊躇する。
完璧な人間なんていないとはよく言ったものですが、人間が人間としての脳を持ち続ける限り完璧になる事なんてないんでしょうかね。
もしかしたらそもそも完璧なんてもの自体が存在しないのかも知れませんが。
それ以前に何を以ってして完璧かって問題もありますか。

さて次は流星1973を読み進めますよ!
これは本の持ち運びが中々困難ですけど(笑)
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